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2008年10月

韓国ドラマ「エア・シティ」

2007年。全16話。
主演:イ・ジョンジェ、チェ・ジウ

 韓国の仁川(インチョン)空港を舞台に、様々な事件に立ち向かう空港職員たちの活躍を、国家情報員(エージェント)のキム・ジソン(イ・ジョンジェ)と、空港運営本部室長のハン・ドギョン(チェ・ジウ)の恋愛模様を絡めながら描く、エキサイティングなドラマだ。

 麻薬密売・偽造通貨・産業スパイ・不法入国……とにかく空港で起こり得るであろう様々な事件が起きる。
 こういった様々な事件を水際で食い止めるべく、運営チームのメンバーが時には衝突し、時には鉄壁のチームワークで解決する。
 香港での大銃撃戦もあったり…トゥエンティ・フォーばりのアクションシーンもふんだんに楽しませてくれる。イ・ジョンジェがジャック・バウアー顔負けの大活躍を見せてくれるのだ。とにかくかっこいい。三十代の男の色気とかっこよさがギンギンに出てる。


 第一話の最初、キム・ジソンはエジプトから、ハン・ドギョンはヘッドハンティングで、それぞれ空港に赴任してくるところから物語は始まる。ジソンは鉄の心を持ったかのような男で、ドギョンはいかにも仕事のできる女性といったクールさだ。この二人がとにかく最初は仲が悪い。ドギョンに至っては、上司や部下たちとも最初は折り合いが悪く、孤立する。

 まあドラマの筋立てとしてはいろんな事件を乗り越えていくうちに二人が仲良くなり、運営室の結束も固くなっていくのだが……ドギョンが幼い頃生き別れた妹が出てきたり、ドギョンの幼なじみ、ジソンの元カノが絡んで四角関係があったり……恋愛ドラマとしても楽しめる。

 定番の作りのドラマなんだが、ツボを外さない作りがいい。
 そして何よりもこの作品の魅力は、インチョン空港の協力を得たロケーションと、スケールのでかさ。
 客室乗務員やパイロットを主人公にしたドラマは日本でも過去にあったが、空港全体を題材として扱っているところが、実に新鮮だった。

 本国での視聴率は裏番組に押されて残念ながら振るわなかったようだが、個人的には是非ともシーズン2が見たい!作品だ。

エア・シティ - Wikipedia
エンターテイメント > ドラマ紹介 > エアーシティー
エア・シティ|WOWOW ONLINE
エア・シティ|テレビ東京

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Aircity


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韓国ドラマ「魔王」

 日本でも夏にリメイクされたドラマの、オリジナル版。全26話。
 一枚のタロットカードから起きる連続殺人事件。それは、ある周到な復讐計画だった――というミステリー。

 一言でいうと、ものすごく引き込まれるドラマだ。
 まず、役者が魅力的。カン・オス刑事役のオム・テウンは少年時代にはからずも人の命を奪ってしまい、その十字架に苦しんでいる。
 オ・スンハ弁護士役のチュ・ジフンも素晴らしい。シャープな顔立ち、すっと伸びた長い首や背筋。切れ長の目はいかにも冷酷といった表情で、ときおり悲しそうな表情を見せる。ぴったりのハマリ役だと思う。

 そして、サイコメトリーという特殊能力を持つ女性、ソ・ヘイン役のシン・ミナ。とにかくかわいい!絶世の美女という感じではないが、菩薩のような笑顔でカン・オスに優しい言葉をかけ、心の痛みを癒そうとする。「過去にこだわってはいけません。現在を生きるのです」と。ああ俺もこんなふうに癒されたい!

 ストーリーはじわじわと、ゆっくりと進んでいく。
 実際、二つ目の事件が起きるまでに5話も費やしている。特に大きな動きもないまま、その間に様々な人物が登場するが、それが今後事件とどう関わっていくのか、見ている方はまだ分からない。
 一話かけてやっと一枚のカードがそっとめくられていく、そんな印象だ。
 そうしてひととおりの役者が揃い、やっと人物関係が把握できたところで、二つ目の殺人事件が起きる。実にうまい作りだ。
 話をどんどん展開していくというよりも、事件をきっかけにして、そこに関わる様々な人々の心のひだを、丁寧にすくい取っていくようなドラマ作りだ。

 特にカン・オス刑事が、この連続殺人が自分の起こした過去の事件に関わりがあると気づいた時からの心理描写は、かなり時間を割いている。
 ただひたすら自分を責め、俺は生き直そうと努力してきたけれど、結局過去からは逃れられない、俺は何も変わっていない、と苦しむ。そして過去の事件を知る人物が出てきて、「お前は今でも卑怯者だ」と傷口に塩を塗る。
 で、苦しくなって気が付くとソ・ヘインの家の前に立っているのである。

 さて、物語の鍵となる、カン・オス刑事の少年時代の事件……これも詳しいことは、やっと八話あたりの長い回想シーンで明かされる。それまでは、ほんの数秒の断片的なシーンが出てくるだけで、視聴者には何のことか、まだ分からない。この隠し方の巧妙さが、このドラマの魅力だ。たしかこの回想シーンは、日本版では第一話で登場していた。


 音楽や演出は控え目で、画面は叙情的で美しい。落ち着いた気分で見ることの出来る、それでいて次が待ち遠しくてたまらないドラマだ。

韓国ドラマ「魔王」公式サイト | So-net
BS朝日 - 韓流モーニング「魔王」

Maou

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ラジオを買う

 妻が独身時代から使っていたラジカセの調子が以前から悪く、ついにラジオすら受信しなくなった。
 最近深夜のAMラジオが好きでよく聴いているので、これは不便だと思い、別の用事で神戸に寄ったついでに買うことにした。
 場所は”せいでん”。神戸っ子なら、電化製品買う時はせいでんでしょう、やっぱり。大阪のヨドバシカメラにいいのがなかった、ってもありますが。いやあ、せいでんもしばらく見ない間に様変わりしたねえ。一階がツタヤになってるし。

 CDプレーヤーも何もついてなくて、ラジオだけ、っていうのって意外となくて、あっても高いんですねえ。普通に五千円とか一万円とか。ラジカセ買えるやん。
 千円以内のポータブルラジオ(電池式で、外で聞くヤツ)とかもありましたけど、そこそこの大きさで、ちゃんとコンセントにつないでお家で聴けるタイプのものが欲しかったのです。
 しばらく探してみたら、ありました。二千円で、ちょうどいい感じのやつ。中国製。中国製のモーター……じゃなくってチューナーの入ってるやつ。

 型番を書いてあるカードを持ってさっそくレジへ。お姉さんが在庫を探しに行ったのですが、奥の方にしまいこんでるらしくてなかなか見つからず、他の店員さんとか呼んだりして大変そうでした。
 そりゃそうだよねえ。iPodとかiPhoneとか言ってるこの時代に、AMラジオ買う人なんて、めったにいないよね~。
「すみません、お待たせしてしまって」とお姉さんは苦笑いしていました。いえいえ、こちらこそ、変な買い物してしまって。


 さっそく家に帰って試聴。デジタル式ではなく、ダイヤルを回して合わせるタイプなので、今まで入らなかった放送とか聞こえてきて、実に面白い。地デジとか言ってる時代には味わえない感覚。まるで宝物でも探すかのような。チュ~ン、ビロビロビロ、ガガガガガ……あ、聞こえてきた。豊島美雪がしゃべってる!みたいな。お気に入りのチャンネルには油性の赤ペンで印つけてみたり、とか。台本読む時は赤ペン持っていろいろ書き込みしないと、織田裕二に怒られますからね。

 置き場所や角度によって受信感度も違ったりして。受信感度、ってなんかインビな響きですよね……それはさておき、窓に向かって平行に置くとMBSやABCなどの、いわゆる在阪のラジオ局がきれいに入るのに、窓に向かって直角方向に置くと、KBS京都やニッポン放送がやたらよく聞こえる。特にKBS京都の電波の強さっていったらタダモノじゃない。ここは一応大阪なのに。さすが京都。高校時代の遠足を思い出します。

 FMもきれいに入ります。ダイヤルを回すと不意にご機嫌なAORなんか聞こえてきたりして……いいですねやっぱり、ラジオって。あ、ヒロ寺平だ。 


 ラジオには様々な思い出がありますが、中学時代は、技術の授業で作ったラジオを聴いてました。もちろんキットですけど、ちゃんとハンダ付けとかもして。ACアダプタが接続できて、結構本格的なラジオでした。あれをあんだけ使い倒したのは、たぶん俺ぐらいじゃないかなあ。何年も使ってた記憶があります。丈夫で長持ちでした。

 あとはカーラジオです。嫁さんと付き合ってた時、彼女に会いに行くために免許取って、安い中古車(ダイハツの真っ赤なシャレード)買って、月二回、片道三時間ほどかけて通ってました。その時にずっとラジオ聞いてたなあ。高速とかトンネルに入ると途端に電波入らなくなったりして。
 行く道の気分を盛り上げてくれたのも、夜中の帰り道の寂しさを癒してくれたのも、ラジオでした。……って、最後はのろけ話かよ!

Radio_2


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「先生」と色白の美人に言われながら手の甲をピシッと叩かれてみたい

あの二人実はできてるんじゃないかとか、しまいには「もう、先生」とか言いながら胸元に手を持っていってくれないかなあとか妄想しながら見ると楽しい……かもしれません。保証はしませんが。

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