ココロに残った言葉

すべて、きれいな模様になるんですよ

人間も、この塗り箸とおんなじや。
研いで出てくるのは、塗り重ねたものだけや。
一生懸命生きてさえおったら、悩んだことも、落ち込んだことも、
きれいな模様になって出てくるんやで。

NHK朝の連ドラ”ちりとてちん”一週目で主人公の祖父、和田正太郎が言った言葉です。

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知ることは、愛すること

「子供から教育の機会を奪うのは一番の罪だ。知識がなくなると愛がなくなるんだ。人は、知らないものに愛も憎しみも感じないだろう?川を愛するのは、川を知るからだし、魚を愛するには、魚を知らなきゃダメだ。」 
                         (NHK朝の連続テレビ小説『芋たこなんきん』より)

戦時中に学徒動員などで学生たちが学びの場を奪われていく中での台詞。

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知ることは、愛すること。愛することは、知ることなんだと思う。
何かに興味を持ち、熱中すれば、その事について知識を深めることになる。
そして、愛情が深まっていく。より深く熱中するようになる。

誰かを愛する時、その人のことをもっと知りたいと思う。
そして、その人のことを知れば知るほど、より愛も深まっていく。
 
一方で、知れば知るほど憎しみが深くなっていくこともあるんだけど。
 

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花いかだ

 ニュースを見ていたら、川べりに散った桜の花びらが川面を埋め尽くしている風景が映し出され、アナウンサーがそれを「花いかだ」と表現していた。
 恥ずかしながら初めて耳にした言葉だったけど、すごく美しい日本語だなあと思った。
 映像はその後、川面を埋める桜の下を鯉が泳いでいて、花びらの間から時折透けるように見えるという、とても幻想的な風景が続いていた。

 桜の木の下にゴザを敷いてドンチャン騒ぎをするような、いわゆる”お花見”は、あんまり好きになれない。
 最近は花見のマナーの悪さが毎年のようにニュースで報じられていて、本当に嘆かわしいなあと思う。

 ちなみに、川面の桜を「花いかだ」というのに対し、地面を埋め尽くす桜の花びらを「花むしろ」というのだそうである。
 こういう言葉のセンスって大事にしたいなあと、常々思う。口にして言う機会はなくても、こういう言葉を知って、心の片隅にでも置いておくっていうのは、すごく大事なことだと思う。
 

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漫画家・井上雄彦の一言

NHK教育で昔の”トップランナー”の再放送をやっていた。
この回のゲストは「スラムダンク」「バガボンド」で知られる漫画家の井上雄彦先生。

番組の中には必ず客席の数人がゲストに質問をするコーナーがあるんだけど、
この日の質問は
「私も今漫画家を目指してるんですが、正社員の仕事をしていてなかなか描く時間がとれないのが悩み。」というもの。
それに対して井上先生はこう答えた。
 
「漫画というのは結局人間を描くものだから、沢山の人間を知って、自分自身の人間としての幅を広げていくことが大事。その為に今の仕事がプラスになるなら続けた方がいい。描く時間を増やすことよりも、そっちの方が価値がある」
 

これって他のことにも通じると思う。ひとつの事をきわめたいなら、そのことだけじゃなく、他のいろんな世界を知ることで、より自分の中の幅を広げられるのだ。

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個性とは?

「千年女優」「妄想代理人」「東京ゴッドファーザーズ」を作った、
今敏監督の言葉だ。

「世の中の色んな所で個性、個性っていうことが言われ続けているけど、
 個性っていうと元々自分の中にあるものではなくて、
 その表現方法や物事との関わり方のことを言うんだと思う。」


個性ってあるんだかないんだか分からないようなものだ。

人間っていうのは白いキャンバスに絵を描いて行くようなもので、今までに影響を受けてきた色んな物の集大成が現在の自分だと考えた方が分かりやすい。

自分というものに目を向けるとき、その周りにあるもの、今まで自分が何を見て何を聞き、どのような人たちと関わり合ってきて、何を感じたか、何を美しいと感じ、かっこいいと感じ、心地良いと感じたかを探っていった方が、自分という人間がよく見えてくることがある。

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府知事の一言

「今が幸せかどうかは、後で振り返ってみないと分からない」

これは、大阪府知事の太田房江さんが、
「府知事をやっていて幸せですか?」と聞かれて答えた一言。

もちろん、日々の生活の中で幸せを感じる出来事は沢山あると思う。
しかし、自分の今いる状況や、やっていることが、どんな風に次につながり、
どんな風に自分を変えてくれたか、自分の中で何が変わったか、
何を得て何を失い、これでよかったのか、あの時はああするしかなかったという事は、後になって振り返ってみないと絶対に分からないことだ。

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自分を笑う奴はゴミだと思え!

漫画家の松本零士先生が、ある番組でおっしゃっていた言葉です。

「あきらめなければ必ず夢は叶う。時間はかかるかもしれないが。
 それまでに沢山の人間に笑われるかもしれない。
 でもそんな事で、くじけてはいけない。
 自分を笑う奴は、ゴミだと思えばいい。」

かつて漫画家を夢見た松本青年は、多分沢山の人に「笑われた」のでしょう。
夢を追う人を笑う者は、必ずいるものです。
その事で悔しい思いをしたかもしれません。
でもその度に、こう自分に言い聞かせて来られたのだと思います。

私も今までの人生の中で、人に笑われるような事も、
親から嘆かれるような事もありました。
その度に悔しい思いもしたし、自分を恥なけれはいけないのか、
と思ったりもしました。
でも自分の事を理解してくれて、励ましてくれる人も必ずいました。

所詮自分を笑う人は自分の事を何も知らないのだから、
気にしないでいいんだと思います。

自分のやりたい事、やるべき事を懸命にやっているなら、
それが世間や他人の目にどう映ろうとも、
それに誇りを持てばいい。

松本先生の言葉に、そんな力強さを感じました。
星野鉄郎のように。

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ココロに残った言葉

sanaさんの「Silent Voices」から。

 ピアノをずっとやってきて、実感したことは、課題曲が弾けるようになるとか、目標を達成するというのは、一つのステップに過ぎないということです。弾けなかった時でも、練習した分だけ私個人が得たものが大きく、この点では努力は人を決して裏切らないと思います。  そしてもう一つ。調子が悪いとき、うまくいかないときは必ずあるけれど、その時にどのような態度を取るかは自由であるということ。練習をやめるもよし、続けるもよし、どれをとっても正しいとか間違いというのはないです。「目標達成に至らなかった」ときに、自分に限界を設けたり自己破壊的な行動に走るのは、できた他人と比較している時か、あるいは「この状況は一生変わらない」と考えている時か、あるいは正しい・間違いの基準で結果を判断しようとしている時がほとんどのような気がします。

 スランプがないとピアノは上達しません。それと同じように、弱さがあるからこそ、人は成長できるのでは。

 「今できることに集中し」「結果ではなくプロセスを楽しみ」「ありのままを受け入れる」ことで、疲れず腐らずにチャレンジに向かっていけると思います。

目標を達成するというのは、一つのステップに過ぎないということです。弾けなかった時でも、練習した分だけ私個人が得たものが大きく、この点では努力は人を決して裏切らないと思います。


もうひとつは、 「南亭骨怠先生のつぶやき」から。

 【諦める】の意味は,『希望や望みがないと思ってやめる』ということです。  もう一つの【明らめる】は『事情や理由を明らかにする』と言う意味です。もともとの「あきらめる」は【明らめる】だったようです。

 諦めないで努力すると言った場合は,希望や望みを捨てずにやり続けるということになります。

 明らめて努力すると言った場合は,自分のすべきこと,やらなくてもいいこと,やってもしょうがないこと,やってはいけないことをはっきりと自覚した上で努力するということです。

 「もう少し身長が高ければスパイクが打てるのにな」と思っても,身長はいつ伸びてくるかわからないし,努力すれば必ず伸びてくるというものでもない。いつまでも身長のことに心を奪われているよりも,明らめてジャンプ力をつけるようにトレーニングするとか,正確なレシーブができるように練習を積むとか,自分の課題を見つけてそれに励むようにしたほうがよいと思います。
 悩んでもどうしようもないことをいつまでも考えているより,何か糸口を見つけて行動した方がよいと思う。ただ,どうしても糸口を見つけることができないことがあるから悩んでしまうんだなぁ。

 登山や野宿ツーリングをしていて,アクシデントに見舞われることがあります。そんな時は「来なきゃ良かった」とか「あの時ああすれば良かった」とか考えている暇はありません。その時すべきこと,やってもしょうがないことを区別して,すぐにでも行動しなければなりません。何をすべきかわかっている人は,けっしてパニックには陥りません。

 『アポロ13』の男たちは,やるべきこと,やってもしょうがないことを明らめて,最後まで帰還するための努力を続けます。これぞ,私の理想とする生き方です。

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